傍聴ブログ|被告人のお父様の背中が切ない裁判~前科1犯の事件

傍聴マニア


傍聴マニアの存在を知り、以前より興味があったので初めて地方裁判所に傍聴をしに行ってきました。

裁判所なんて普通の生活をしていると中々行く機会がなく、敷居が高そうなイメージがありますよね。

その日にどんな裁判が開かれているか分からないですが、裁判は誰でも自由に傍聴できて、法廷には自由に出入り可能です。
もちろん台帳などに個人情報を記載する必要もないので安心です。

私が初傍聴を経験した一つ目の裁判は、

被告人のお父様の背中が切ない裁判~前科1犯

です。

↓この後、さらに大きな裁判員裁判を傍聴してきた記事はこちら。

傍聴ブログ|傍聴席で母の涙、弁護人の反対尋問に驚き~前科2犯
今回は大きい法廷で開かれていた裁判員裁判を傍聴してきました。 裁判長・裁判官2名・検察官2名・弁護人2名・...

今回も事件の内容についての詳細は書くことができないのですが、傍聴した裁判の様子や気持ちを書かせて頂きます。

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傍聴人として法廷に入るまで

ちょうどタイミングよく開廷前でした。

傍聴席にはすでに6名。

傍聴人同志もお互いが誰か分かりませんし、受付もないので確かにすんなり入れる雰囲気。

今回は、裁判長・検察官 1名・弁護人 1名という小さな法廷での裁判です。

裁判が始まって驚いたのですが、前に座っていた男性2人が、被告人(犯人)と被告人の父親でした。

事件の犯人がこんな近くに(警察官に付き添われることなく)普通にいることにとても驚いたのが最初の感想です。

傍聴席から見る裁判のやりとりの様子

私がドラマなどで見覚えのあるシーンの通り、裁判長が被告人に黙秘権についての注意事項をまず伝えます。

今回の裁判では、被告人は罪を認めてすべての質問に答えていましたので、スムーズ&スピーディーに裁判は進行。

「俺はやってないんだー!」

なんて言って暴れたり、弁護人が新たな事実を証拠に熱く語るようなことはありませんでした。

検察官は犯罪の事実を淡々と読み上げます。
急いでいるのかとても早口(1.5倍速)なので、聞きにくい専門用語を頭で理解するのに必死(笑)

その内容を聞いていると、被告人は罪に問われて当然!だと思えました。

一方で弁護人は、やはり1.5倍速でしたが穏やかでとても優しい口調に聞こえました。

でも期待(?)していた検察官と弁護人で言い争うようなことはなく、罪を全面認めている被告人に対する質問は“更生”する環境が整っていることをアピールするものでした。

すでに前科1犯で今回が再犯という腹立たしい犯人ではありますが…

弁護人も被告人の父親も更生を信じているようですし、傍聴人ながら同じことを繰り返さないで欲しいと強く願うばかり。

犯罪者の親はこんなにも気の毒に見えるのか

被告人(犯人)が検察官や弁護人とやりとりしている間、傍聴席で父親は肩を丸めて疲れた様子で座っていました。

後ろから見ているとその背中はとても小さくて、自分の育てた子が犯罪を犯したことへの情けなさとか憤りが伝わってくるようで切なくなってきます。

とても気の毒です…

親の育て方がすべての責任だとは思いませんが、成人しても尚、こうして裁判の場で保護者として立たされて責められる立場って辛いですよね。

前の事件の後もずっとご近所や世間の目を気にしながら生きてきただろうに…再犯だなんて。

被告人には心から罪を償って、年老いた両親にこれからは親孝行して欲しいです。

お互いの証言の際に深く頷く様子に悲しくなる

被告人が家族を思う言葉や更生の意志を発言すると、傍聴席の父親が大きく深く頷くんです。

また逆に、父親が証言台に立たされている時に被告人を思う言葉を発言した時も同様。

…親子だな、と思ってしまった。ちゃんと通じ合ってるようで安心。

どうか再び犯罪者とならないようにお願い致します。
これ以上もう犠牲者を出さないで欲しい。

傍聴人マニアの気持ちが分かる

今回の裁判は、所要時間30分ほどでスムーズに進行してくれました。

初めて傍聴する人には一連の流れを見ることができるので、小さめ法廷の短時間裁判はおすすめだと思います。

普通に生活していると、ニュースや新聞で報道された事件の犯人がその後どうなっているかなんて未知の世界ですよね。

裁判所では犯罪者のその後の人生を見ることができます。

犯人や被害者をとりまく人生の重みを目の当たりにすることで、自分のこともいろいろと考えさせられるので、裁判の傍聴をぜひ一度はしてみてください。
人生勉強になります。

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