ジメジメジトジト、梅雨時期になるとお部屋の中が湿気でいっぱいになっていませんか?
梅雨時期には湿度が高くなり、カビの繁殖が激しくなります。
お家に中にカビが増えて不衛生にしていると、色々な病気【アレルギー・肺炎他】の元となりますのでその対策法をご紹介します。
ぜひ、健康のためにカビ対策を参考にしてジトジト時期を乗り切りましょう。
カビが原因で掛かる病気とその症状
カビが原因で掛かる病気を大きく分けると3つのタイプに分けることが出来ます。
1つめは、カビが身体につき起こる感染症です。
感染症で掛かりやすい物としては、「水虫」や「たむし」などのカビが感染の元となる
- 皮膚ガンジダ症
- マラセチア毛包炎
などがあります。
これらは真菌性の感染症で、病気などで免疫力が低下している場合や小さな子供などは感染しやすく十分注意が必要です。
皮膚疾患を起こすガンジダ菌はガンジダ症を引き起こします。
身体の表だけではなく、口の中やへそなどにもおり増殖すると発疹やかゆみ等の他に痛みを感じます。
2つめは、アレルギー疾患です。
カビの胞子が気管や肺、鼻に入っておこる病気で、
- アレルギー性鼻炎
- 気管支ぜんそく
などがこの代表です。
空気中に浮いている非常に小さなカビを吸い込むことにより起こる疾患です。
カビを吸い込んで気管支でアレルギーを起こすと喘息になります。
重症化すると肺炎になる恐れもあります。
3つめは、カビによる中毒です。
カビによる中毒は、食中毒とは違い直ぐに嘔吐や下痢などの症状は出ません。
徐々に身体を侵し、
- 慢性疾患
- 癌
などになる恐れもあり大変恐ろしいものです。
カビ掃除の間違った危険な方法とは?
カビは住宅内に約360種類生息していると言われています。
除湿器や空気清浄機を使用することも、カビの繁殖を防ぐ方法の一つですね。
しかし、
とも言われています。
カビを掃除するときに、間違えた掃除をするとカビを除去するより、増やしてしまう事も有ります。
カビを掃除するときの正しい方法
まず、
カビは埃よりも小さく、掃除機で吸ってもゴミパックに溜まらずに排気口から部屋全体にばら撒かれることになります。
それを吸い込んでしまうことはカビを体内に取り込むことになりますので、カビは掃除機で吸わないことは徹底しましょう。
これは水拭きすると、結果まわりにカビを撒き散らすだけでカビは取れません。
それ以上に、雑巾の水でカビに水分を与えることで繁殖させてしまうと言う事になります。
また、その雑巾を放置することによりその回りにカビを広げてしまう結果になります^^;
それなら、乾拭きなら良いのかと言いますと、それもNGです。
ただカビを広げているだけの行為になってしまいます。
カビで怖い病気にならないためのお掃除法は?
どのように掃除をすればカビを除去することができるのでしょうか?
これが一番手っ取り早くカビを除去することが出来ますね。
その他に、
特に湿気の多い水回りはカビが生えやすいので、窓を開けたり換気扇を回したりと空気の入れ替えをしましょう。
カビの栄養は埃と汚れです。
ということを心がけましょう。
できれば絨毯やカーペットを使わずにフローリングなどの床の方が、湿度を吸わずにカビの繁殖を防ぎます。
ペットの毛などもアレルゲンになったり、ダニのエサになったりしますので小まめに掃除機をかけることを徹底しましょう。
カビに対抗するには健康が大切
お掃除などでカビ対策をしても、完全にカビを取り除くことは難しいです。
その為、カビやダニなどに負けない身体でいることが大切です。
入浴やシャワーなどをして身体の清潔を保ち、バランスの良い食事と十分な睡眠で、健康な身体で立ち向かいましょうね。